表紙について

原稿を書き終え校正に入り、修正が終わるころには表紙のデザインがあがってきます。表紙は自分の本の顔になるわけで、会うのがとても楽しみです。前回の「サラウンド入門」はシリーズ本のため基本的なデザインは同じでしたが、今回はこの本のために出版社がデザイナーの又吉るみ子先生に依頼をしていただきました。

私の勝手な想像ですが、黒いパネルに最新のデジタル的な音声信号のイメージと、ヴィンテージ楽器に触れている本書だからこそ、紙のすれたような古めかしい模様をデザインに取り込んでいるのでは?と解釈しています。この場をお借りして、すばらしいデザインをしていただいた又吉るみ子先生に感謝致します。